アプリのアトリエ: 変則チェス開発記

とても素敵なライブラリ「chessboard.js」
これだけでチェス盤を簡単に再現できます。
チェスのルールに則った駒の動きを取り入れるべく
「chess.js」も実装すると
チェスゲームの出来上がり。

確認も兼ねてmonacaで実装。
そのまま公開してもアプリとして十分ですが、
ある意味手抜きアプリになってしまうので、
少しずつカスタム。

まずは見た目から。
駒画像を作成。

キング	クイーン	ビショップ

この3種は似通いがち。
クイーンがキング寄りになったり、ビショップ寄りになったり。
その点、ライブラリに含まれている駒画像は、
wikiと同じ画像でもあり、わかりやすい。
変更しない方が良さげ？？？
実際、その画像で公開している方が多いですね。。。
「chessboard.js」は、このあたりも柔軟で
設定で駒画像を切り替えられるようにもなっています。
とりあえず、オリジナル駒画像だけで。

「chessboard.js」の駒配置は、
FENを渡すと駒が並びます。
ここで初めてFENの存在を知ったわけですが、
FENの内容次第でゲームスタート時の駒配置も変更できます。
ちなみにFENとは受け売りですが、駒配置を文字で表したもの。
詳細はwiki等を参照してください。

チェスをしていると、ある衝動に駆られます。
ポーンを複数昇格・プロモーションさせたくなる衝動。
将棋で言う成りですね。
複数昇格させられるぐらいならば、
それよりも早くチェックメイトできる最短の手があるのでしょうが・・・

そういった衝動に駆られることもあり、
また、FEN次第で配置を変えられるので、
ゲームスタート時に理想の駒配置で始められるようにと。
いわゆる「変則チェス」としてアプリを作ろう。

最初からクイーンがたくさんあるとか、ナイトだらけとか。
キングの両サイドがクイーン。両手に花。
まるでハーレム、大奥のよう。
ナイトだらけだと、牧場オーナー、牧場王。

さて、あとはCPU対戦部分。
サンプルではランダムで打つようになっています。
対戦してみると「なぜそこに打つ？」と。
当然ですね。ランダムですから。
CPUをより思考的に。
本来はここに力を注いで組み込むのでしょうが、
ランダムよりかは多少賢いかな程度にとどめます。
それでも、初期駒配置によっては
意外と苦戦を強いられたりと楽しめそうなので。