「大将が大将首をあげる」
なんてことは無かったと思いますが、
それはチェスでもありえないこと。
キングは縦横無尽に動けますが、1マスずつ。
他の駒と比べると、特にクイーンと比較すると
ゲームにあまり貢献できないキング。
相手のキングの隣のマスには行けず、
キングでチェックメイトできない。
どんな時も大将らしく動じない、
仲間の駒、あるいはプレーヤーを信じているのか。
はたまた、小心者で動けない不甲斐ない大将なのか。
それはさておき、
アプリのデバッグ中に遭遇したパターンから、
キングを1マス動かすことで
チェックメイトとなることがあるなと。
当アプリ内では
チェックメイトした駒の履歴を残すようにしています。
では上記の画像の場合、
白キング、白ルークどちらがチェックメイトしたのかという問題。
「キングでチェックメイトした」
少し語弊があるかな。正確に言えば、
- 白キングが動いたことで、チェックメイトが決まった
- チェックメイトした駒は白ルーク
なのですが、このゲームにおいてMVPを決めるとすると、
華麗なアシスト?スルーパス?で勝利に導いたキングなのかなと。
逆に言えば、
キングを称えるのはこういったパターンしか無いのかもしれません。
というわけで、
当アプリのリザルトページにキングの項目を追加。
基本的には直接チェックメイトした駒をカウントします。
似たような駒配置で
ルークをh8からh1に置いた場合、
チェックメイトした駒はルーク。
このアップデートに合わせて、
駒配置の組み合わせも追加しました。
- Badger-L(将棋の穴熊的な配置)
- Badger-R(将棋の穴熊的な配置)
- Castling(いきなりキャスリング可能)
- The Emperor(裸の王様的配置)
- Camp(陣形)