アプリ制作のハードルは、
以前に比べだいぶ下がってきている今日この頃・・・
ですが、GooglePlayで公開するための手続きは
相変わらずハードルが高いような、クセが強いような。
(Google先生、もう少しお手柔らかにお願いします。)
わかりやすいところで、GoogleChromeブラウザ
ある日突然、
謎のアイコンが現れたり、使っていた機能が消えたり・・・
同じようなことがGooglePlayでもあり、
今回のハードルはここ数年で最も高かったのではないでしょうか。
ハードルの内容は
- Android 11 (API レベル 30)で動くようにせよ
- 署名スキームをV1からV2にせよ
- 新規アプリの公開はApp Bundleで行え
中でも最も厄介だったのがApp Bundle
お知らせ、警告は2019年からでしょうか?
アプリをアップした際に
Android App Bundleを使用するとアプリのサイズを小さくすることができます。
と警告されていました。
その後、警告は以下のように変わりました。
2021 年 8 月より、Google Play での新規アプリの公開はAndroid App Bundle で行う必要があります。
Android App Bundleがツールであるかのようにも受け取れます。
もっとシンプルに
今までGooglePlayにアップしていたファイルの拡張子が*.apkでしたが、
*.aabにしてくださいと説明した方がわかりやすいのではないでしょうか。
すべてのアプリ制作デベロッパーが
Google謹製のAndroidStudioを使っているわけではなく、
他にもツールがあり、中には*.aabを出力できないツールがあることを
Google先生は把握している、把握した上でこの変更(*.apk⇒*.aab)
確信犯?そう疑ってしまう一文がAndroid App Bundleの詳細説明ページに
App Bundle をビルドするのは、ほとんどの場合それほど難しくはありません。
アプリのサイズを小さくすることが目的ならば
*.apkでも数MBの場合は*.aabでなくてもOKというルールにしても
問題ないと思うのですが、新規アプリは強制的に*.aabとしたということは
いずれ既存アプリも*.aabにせよとお達しがくるのでしょう。
当方はMicrosoft謹製のVisualStudioを用いて
Cordovaアプリを制作してきたわけですが、
VisualStudio2019以降Cordovaが含まれないため
使用しているのはVisualStudio2017
11月に入って、新規アプリを制作開始
11月末、*.apkをアップしたところ
有効な App Bundle をアップロードしてください
Google先生が何かしらのツールを提供してくださって
*.apkから*.aabに変換できるなど、期待していたのですが、お手上げ状態。
2021/08以降、APKではなくAAB
— 八郎@アプリ製作所 (@HA823_jp) November 29, 2021
既存アプリはAPKでも問題なかったのですが
新規アプリは何が何でもAAB
VisualStudio + Cordova
この環境でAndroidアプリ作成は限界?
コマンドラインからでもAABを吐き出せたらありがたいのですが・・・
その後はすっかり諦めて開発環境を変えることに。
VSCODE、AndroidStudioをインストール。
OnsenUI、AngularJS・・・
VisualStudio2017で作成したアプリのソースを移植。
アイコンの変更すらちょっとしたハードルでした。
とりあえず*.apkで出力し、実機で検証。
*.aabの出力はコマンドラインから。
- cordova build android --release -- --keystore=* --storePassword=* --alias=* --password=* --packageType=bundle
果たして、Google先生はこの*.aabを受け付けてくれるのでしょうか・・・
2021/12/05 22:49アップロード
2021/12/07 13:48にGoogle先生よりメール受信(Your update is live)
どのタイミングだったのかわかりませんが、
環境変数が妙な場所に書き換えられ、まったく動かないなんてこともありました。
Google先生なら、クラウド上にアプリ開発環境を提供できると思うのですがどうなんでしょう?
と思うほど、
環境によっては一筋縄では行かない
そこそこ高いハードルだった*.aab(Android App Bundle)でした。
そのハードルを突破して出来上がったのが
こちら↓
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